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いいデザインに必要な点①:素材のこだわり——環境と信頼を両立する「未来への投資」

VEOLIA (ELGA) Editorial Team

はじめに:研究室の「選択」が未来の環境を変える

研究者の皆さま、日々向き合っているその「水」に、どのようなイメージや認識をお持ちでしょうか。精密な分析結果、新しい理論の証明、あるいは人々の生活を豊かにする新製品の種……。私たちは皆さまのその情熱を、最高純度の水で支えたいと願っています。

しかし、現代の研究において「正確なデータ」と同じくらい重要視されているものがあります。それが「サステナビリティ(持続可能性)」です。世界最大級の水・廃棄物処理のエキスパートであるヴェオリアグループは、ひとつの信念を持っています。それは、「最高のパフォーマンスを発揮する装置は、地球に対しても誠実でなければならない」ということです。
本記事では、ヴェオリアが追求する「素材のこだわり」を、分析の信頼性という視点だけでなく、環境への配慮がいかにお客様のブランド価値を高めるかという視点から深く掘り下げていきます。



接液部への妥協なき視線:なぜ「素材」がすべてなのか

溶出(リーチング)というリスク

超純水は、その純度が高すぎるがゆえに、触れるものすべてを飲み込もうとする「空腹な状態」にあります。安価なプラスチックや不適切なゴム素材を使用すると、目に見えないレベルで化学物質が水の中に溶け出します。これが「溶出(リーチング)」です。溶出した有機化合物やイオンは、LC-MSやICP-MSといった精密機器の分析において、原因不明のノイズやゴーストピークとして現れます。

素材の「純度」が研究の「精度」をデザインする

ヴェオリアが選ぶのは、溶出を極限まで抑えた素材です。この素材選びこそが、データの信頼性を担保し、研究者が「水質のせいかもしれない」と疑う時間を可能な限り少なくします。しかし、私たちの素材選びは、ここで終わりではありません。



VEOLIAが掲げる「Ecological Transformation(生態学的転換)」

PFAヴェオリアグループは、全世界で「Ecological Transformation(生態学的転換)」をミッションとして掲げています。これは、単に環境を守るだけでなく、社会の仕組みを根本から「環境再生型」へと変えていく挑戦です。

環境に優しい素材という「新しい標準」

ヴェオリアのラボ用装置「PURELAB® シリーズ」には、以下のような環境配慮型の素材が採用されています。

・リサイクル性の高いプラスチックの採用:
製品の寿命が過ぎた後、再び資源として循環させやすい単一素材(モノマテリアル)化を推進しています。

・有害物質の完全排除:
RoHS指令やREACH規則といった国際的な環境規制をクリアするのは当然のこととして、さらに先を見据え、環境負荷の高い化学物質を製造工程から排除しています。

・二酸化炭素排出量の削減:
素材の調達ルートを最適化し、製造時のエネルギー効率を高めることで、装置一台あたりのカーボンフットプリント※ を削減しています。

※カーボンフットプリント
原材料の調達から廃棄・リサイクルに至るまで、製品のライフサイクル全体で排出される温室効果ガスの量を二酸化炭素に換算したものです。


なぜ「環境に優しい装置」を選ぶことが、お客様のブランドになるのか

いま、製薬業界、化粧品業界、公的研究機関などにおいて、「どのようなサプライヤーから、どのような工程で作られた製品を購入しているか」が厳しく問われるようになっています。



お客様のサステナビリティ目標(SDGs)への貢献

多くの企業が「2030年までにカーボンニュートラルを実現する」といった高い目標を掲げています。ヴェオリアの装置を導入することは、お客様のサプライチェーン全体での環境負荷低減に直接寄与します。「ヴェオリアを選んでいる」という事実は、「最先端の技術を使いながら、地球環境にも責任を持つ研究室である」という強力なブランドメッセージになります。


採用や資金調達におけるポジティブな影響

若い世代の研究者や学生ほど、環境意識が高い傾向にあります。サステナブルな装置が並ぶクリーンで先進的なラボは、優秀な人材を引きつける魅力的な環境となります。また、環境配慮(ESG投資)を重視する投資家や公的助成金の審査においても、こうした細部へのこだわりが、組織としての信頼性を高める一助となります。


素材の耐久性がもたらす「真のコストダウン」

「環境に良い素材はコストが高い」というイメージをお持ちかもしれません。しかし、ヴェオリアの考えるデザインは「引き算」と「長寿命」が基本です。

「使い捨て」を減らすデザイン

安価な素材で短期的に買い替えるのではなく、高品質な素材で長く使い続けること。これが最も効果的な環境対策であり、結果としてトータルコスト(総所有コスト)を抑えることに繋がります。例えば、ヴェオリアのハウジング素材は経年劣化に強く、長期間にわたって安定した性能を維持します。頻繁な故障や部品交換が減ることは、廃棄物の削減だけでなく、サービスエンジニアの移動に伴うCO2排出の削減にも寄与しているのです。

循環型社会への対応

ヴェオリアはグループのネットワークを活かし、使用済みのカートリッジや装置のリサイクルプログラムについても、真剣に取り組んでいます。素材にこだわり、回収した後の再資源化の質も高められるようにしています。


まとめ:目に見えない部分にこそ、本質と未来が宿る

装置の外装を開けなければ見えない、一本の配管、一つのジョイント。そこに込められた素材へのこだわりは、以下の3つを同時に実現するためのものです。

1.データの信頼性(研究の成功)
2.地球環境の保全(社会への責任)
3.お客様のブランド価値向上(持続可能な成長)

ヴェオリアは、これらすべてを統合して「いいデザイン」と呼びます。私たちが選ぶ素材は、単に水を処理するためのものではありません。皆様の研究が、よりクリーンで、より誇り高いものになるための「未来への投資」なのです。


おわりに:あなたのラボを、もっと「誇れる場所」へ

毎日使う純水・超純水製造装置を、環境への貢献を実感できるシンボルに変えてみませんか?ヴェオリアの「素材のこだわり」を、ぜひ皆様の手で、そして分析結果で確かめてみてください。


環境配慮と高純度を両立した「PURELAB® シリーズ」の秘密

ヴェオリアの環境哲学がどのように製品に反映されているのか、詳細な資料をご確認いただけます。